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エアコン取り外しの作業を行う上で必要となることとは

エアコン取り外しは、室内機と室外機が配管によって接続されていることもあり、その配管のナット締めされている部分を取り外して分離させる必要があります。そして配管を分離させるためには、配管内に充填している冷媒を室外機側のコンプレッサー内に密封させる作業が必要です。なお室外機側にバルブが存在するため、冷媒の吐出側のバルブを閉め冷房運転を5~10分程度行えば、総ての冷媒がコンプレッサー内に収まります。その状態で吸入側のバルブを閉めることで密封させることが可能です。

この時、バルブの開け閉めには六角レンチを必要とするため、ホームセンターなどで揃えておきます。配管内の冷媒を回収することが終了した場合、次に室外機や室内機と配管のナット締めを行っている部分をプライヤーレンチを利用して外し、それによって分離します。後は室内機を壁から取り外したり、配管を穴から引っこ抜いたりすることで対応することができます。なおカバーに収めているケースでは、カバー自体を取り外すことも忘れずに行うことが必要です。

エアコン取り外しで一番、多いトラブルは、冷媒ガスを漏らしてしまって、別の場所に取り付けた場合、ガス抜けを引き起こし、冷房や暖房が効かない症状を引き起こす点があります。もし別の場所に移動させても使いたいというケースではエアコン取り外しを確実に行っておく必要があるため、専門の業者に依頼するのが優れています。取り外した配管も埃や土などで汚れていない限りには、再度、使うことも可能ですが、移転先での取り付け時には新しい配管を使用した方が汚れが配管内部に溜まっていないため、故障に繋がらず良いです。

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